ドニー・イェン

インド料理屋のナンディニへ出掛けた。インドの祝日はビュッフェを開催するので、開店前から列が出来ていた。今日は太陽神スーリヤの祝日らしい。

例えば、カーンケバブビリヤニに行くとスパイスを上品に使うからレストランの趣がある。一方、ナンディニには食堂の旨さがある。しょっちゅう食べても飽きない味はこちらだろう。

隣席にインド人男性2人組がいて、話したら日産のエンジニアだという。英語を勉強していると伝えたら、日本語を喋れるのにわざわざ英語で話してくれるナイスガイだった。ちなみに、イケメンだ。Instagramのアドレスを交換した。店内にインド人が沢山いたので、ナンディニは在日インド人の間で有名なのかと尋ねたら、やはりそうらしい。

昼食を終えて日比谷で映画を観た。『シャクラ』という全く話題にならない中国映画だ。金庸が原作だというので、観ない訳にはいかない。学生の頃にハマって翻訳者の早稲田大学の授業に潜っていたくらいである。シャクラは邦題なのだろうか。由来が分からないな。

ドニー・イェンが監督、制作、主演だというので警戒したのだが、おもしろかった。原作の雰囲気がある。『イップマン』で当てた後だけに予算も潤沢だったのではないだろうか。映像にも話運びにもカルチャーショックを受ける事請け合いなので、知らない人こそ観たら良い映画だ。例えば、『RRR』が好きな人なら、楽しめるだろう。

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