ギャッツビー

コロナ後遺症で薄毛に悩んだ女性から、育毛にはニガリが効果的だと教わって人体実験を続けている。

髪が太くなって、天然パーマぽくなった。確かに、若い頃ははそんな髪質だった。20代後半くらいからストレートになっていたのを髪質の変化として捉えていたのだが、どうやら髪が痩せて元気がなくなっていただけらしい。

それで、20数年ぶりくらいに整髪料を買った。今は髪が跳ねて、ないともう無理だ。高校生の頃は付けていたのだが、整体の勉強会で頭に触られるから整髪料を使わなくなった事も思い出した。当時、使っていたギャッツビーはまだあるのだろうかと探したら、まだ売られているのね。

そういえば、90年代に香港ノワールを観ていたら、獄中で卵白を使ってオールバックにするシーンがあった。『男たちの挽歌』じゃなかったろうかとここで何年か前に話題にしたら、それを読んだ方から、映画を観たけどそのシーンは見つからなかったと教わった。

もしかしたら、三池崇史の映画だったろうか。似た様な映画を沢山観ているので、もう分からない。余談だが、卵白の整髪用途について検索したら、呂布カルマ氏が卵白で整髪しているという豆知識が増えてしまった。

さて、ニガリの飲用は一昔前に健康法でしばらく流行った後、中毒者が出て廃れたそうである。まあ、マグネシウムが主成分なので、下痢をするなら飲み過ぎだろう。

適量については、味も参考になるかもしれない。自分の味覚では、ニガリを甘ったるく感じるのだが、数日、飲み続けていたら、ある日、急に苦く感じられる日が来る。おそらくそれが必要量を越えるタイミングなのではないだろうか。何日か飲まないでいると、また甘く感じるのだ。

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