呼吸音

施術中の呼吸音について尋ねられた。

勉強していた頃、呼吸音が強いと注意を受けた事があるけれど、当時から改善していない。だから、私のはあまり良くないですねとお応えした。

そう応えはしたのだが、良い機会なので呼吸音を静かにする工夫をしてみた。

呼吸の摩擦を減らす為には、胸と顎先を独特にクイと動かせば良い事に気がついて、長年の疑問が解けた。業界の名人がよくこの仕草をしていて、あれは何だろうかと印象に残っていたのだ。

体の中に通り道が出来る。効率が2割増ししたくらいの体感がある。体が一呼吸で熱くなるではないか。息を漏らさないと循環器に負担が掛かるのではないかと懸念したけれど、それも大丈夫そうだ。

大正時代の前後に起源のある健康法では、臍下丹田ばかりを鍛えるので下腹が出るし、内圧で体がパンパンになる。高血圧のリスクが高くなるのでなんとかしたかったのだが、これは良いかもしれない。

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