『病気をなおす100の秘法』

近頃、学生のうちにもっと勉強しておくべきだったと思い返す事が多い。

整体の勉強に限らずだ。今は仕事をしながらなので、とにかく時間がない。自分だけの為のまとまった時間が欲しい。

だから、学生は社会経験の為のバイトは良いけれど、小銭欲しさに時間を売ってはいけない。親の脛をしゃぶってでも、時間を優先するべきだ。

さて、しばらく前に佐々木先生から貰った佐藤久三/著『病 気をなおす100の秘法』が使いやすかったので、関連書籍を大人買いした。

身体均整法の書籍なのだが、整体操法の兄弟の様な手技だ。門外漢の自分には、整体から霊術の要素を抜いて、手技の要素を増やした様に感じる。手技としての編集コンセプトが異なるので、その違いがおもしろい。

刊行が近年のものになると、刺激の入れ方が手技研のものになっているけれど、吸気の頂点で触れるのは合理的かもしれない。心身の隙なので、刺激が入りやすい。その分、弱刺激にしておかないとリスキーだが。

整体の場合、手技は呼気で押さえるが、割と強刺激を多用する。愉気があるので、それでバランスを取っている形なのだろうが、いっそ全て弱刺激で手技をまとめても良いかもしれない。その方が体の負担が少ない。整体は術者が年を取るとアスリート的に疲弊するので、その辺りは一考の余地がある。

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