コロナ禍が明けたら、国内外の旅行に出掛けるつもりだ。コンセプトがあった方が良いので、国内では各地の陶芸教室で現地の土を使っての作陶、海外では建築を見るのを目標にしたい。
建築には特に不見識なので、勉強をしたくなった。それでお昼休みにyoutubeで磯崎新の講演を聴いていたら、世界史的な悲劇を建築にどの様に残すのかという趣旨のスノッブな話をしていた。
休み明けに美大生の方がいらして、恵比寿の三越が撤退した後のテナントに何が入るのかが話題になった。なんとスーパーのライフだそうである。成城石井ですらないという。いや、ライフが悪い訳ではないのだが、それこそ現代アートじゃないですかと笑った。
後10年くらいで、日本は経済的には東南アジアくらいのプレゼンスに落ち着くのではあるまいか。超高齢化社会は2040年くらいがピークなので、経済が運良く回復するとしても2050年代くらいからだろうか。先行世代が蓄えた資産を吐き出しながら過ごす長い夕暮れという趣がある。新幹線などは本数を減らして維持するのではないか。もしも現在の自分が20歳くらいだったら、海外での出稼ぎを視野に入れるかもしれないし、国民年金も損をするのが確実な金融商品なので払いやしないだろう。
