ニューエイジ

最近のボディワーク業界には元気がない、という話題になった。実際にそうなのか、はたまたカルチャーが細分化し過ぎて話題になり難いのか。

一つ、理由として思いつくのは団塊世代の引退だ。なんだかんだであの世代が業界を引っ張ったのだ。

大学の卒業時、教授に整体を仕事にするつもりですと進路を報告したら、宗教だと思うが頑張れと心温まる言葉を頂いた。同時に、彼の学生運動の仲間が気功やヨガ、整体などのニューエイジ思想に流れて行ったという話をしてくれた事を思い出す。学生運動に挫折して、変革の矛先を社会から内面に変えた訳である。

今のボディワークにはニューエイジ思想の気宇壮大さはないから、それを期待する人には元気がなく見えるのではないだろうか。

ただ、下の世代の自分からは、95年の事件で総括は済んでいるんじゃないの?という気がするけどね。あさま山荘みたいなもので。

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