寒さ

急な寒さに体が慣れない為だろうか。大腸が弛緩している人をよく見かける。寒さがお腹に負担をかけるのだ。

仰向けのお腹に触れると、大腸の辺りが力無く凹む。なぜか右側の上行結腸がほとんどだ。

内臓には骨格を形造る性質がある。例えば、肺が元気だと、風船で膨らむのと同様に胸郭も膨らむ。子宮が元気だとヒップアップするし、機能が衰えるとお尻は四角くなる。大腸の場合、疲れると骨盤が開く。

骨盤は腸と他の臓器を入れる壺みたいなものだ。ただ、無機物の壺と骨盤が違うのは、中身に合わせてその形を少しだけ変えるところだ。

今回は大腸の右側が弛緩しているので、それに対応する右骨盤が開いている。開くとか閉めるとか言っても、まあ、数ミリの話だから、素人目には判別もつかないだろうが、その数ミリの影響が大きいのだ。目には数ミリの違いなど気にならないだろうが、例えば、直径数ミリのBB弾に触れたら存在感はかなりある。視覚的に捉えるから、分からないだけね。

施術では、右骨盤を閉めるというか、緊張させるというか、そういう方向性で刺激を加える。閉め過ぎてもダメで匙加減がある。すると、あら不思議。大腸に弾力が出る。機能が高まる訳だ。腸閉塞なども骨盤を引き締めておくと繰り返さなくなる。

骨盤の閉め方にも複数の手法があるけれど、最近は手首と足首を刺激する手法に凝っている。手首と足首は骨盤と連動するので、その刺激は骨盤に伝わるのだ。

今週はこの施術ばかりをしていたので、大分、上達した。手首足首を調整しておくと、骨盤だけを閉めるよりも、断然、効果の保ちが良い。自分にも試したけれど、やたらに腰が軽い。この感じは随分と久しぶりだ。何年も前に、落馬して腰を痛めて以来かもしれない。

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