サイズ感

先週、尻を打って以来、打撲の痛みが消えても体がなんとなくスッキリしなかった。

今日は休みなので、朝から活元運動とストレッチをゆっくり行ったら、大分、強張りが取れた。この1週間、手技で解決しようとしていたのだが、この場合は体操をして正解だった。

喩えて言うなら、手技はスプーンで、体操はシャベルみたいなものだ。手技は部分を調整するのに向くし、体操は全体を調整するのに向いている。

ストレッチをすると、動きやすいところばかりが伸びて、動きにくい部位の強張りはそのまま温存されやすい。得意な動きばかりをしやすいのだ。体にある程度の柔軟性があるのなら、問題箇所はピンポイントなので、そこは手技で調整したら良い。

一方、運動不足で体全体が固まっている場合、手技だけで調整するのは非効率に過ぎる。施術では、タイ式マッサージ的な手技の出番だ。その後で、細かい部分を手技で拾うのが効率的だ。

打撲した部分ばかりを気にしていたけれど、意外と体全体が強張っていたという話だった。怪我ではよくある事だ。だから、怪我をしたとも言える。我を怪しむと書いて怪我と読ませる訳であります。

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