目の調整

23あった眼圧が13に下がったと驚かれている方がいた。

眼圧の下げ方は、まず眼球の動きを見る。上下左右、回転などの動きを調べると、眼球の動きにくい方向がある。これは本人は無自覚な場合が多い。

その動きをつけると、大概は眼圧が下がるし、視野欠損もマシになる。眼球のメカニカルな問題もさる事ながら、目が動かないとそれは視野欠損も起こるというものだ。また、緑内障はストレスも原因になりやすい。

目は療術的な観点からも複雑で、神経、筋肉、内臓、それぞれにポイントがある。緑内障は神経系と筋肉を見て行くし、霞目は膵を見る。以前は腎を調整したものだけど、膵の方が反応が良い。ものもらいなどの粘膜は肝を見るし、老眼は腰に出る。白内障は白髪みたいなものだけど、これは腎。幼児の斜視はしばしば栄養失調。或いは食べていても吸収に問題があるか。

チックとは区別するけれど、目の周辺の痙攣は足親指と人差し指の間の皮膚が分厚くなっているので、それを強圧する。これを見つけた経緯は美容だ。二重瞼の切れ込みを深くしてくれと頼まれて研究した。その応用。

それぞれにやり方がある。目だけでもまだまだあるので、整体の学習には何年も掛かる訳だ。

視力を上げる研究をしたい。実現したら、それだけで食えそうだ。よく免許更新の前に頼まれて、それなりの結果は出るのだが、長保ちはしない。まずは自分の視力をなんとかしたい。

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