寝違え

今日は昨日よりも気温が10度くらい低いそうだ。昨年から寒暖の差の激しい妙な天候が続いてる。その為にお腹が疲れるのか、11月くらいからずっとお腹の張った人ばかりだ。

1月上旬から、早い人は花粉症も出ている。冬の間、人の体は寒さに耐える為に縮こまっている。体には脂も溜め込む。春になると下痢でそれを排泄しながら体の緊張は弛んで来るのだが、そうした季節への適応がスムーズでない場合に花粉症が出る。今、体を見ると、まだ冬の体をしている人がほとんどだ。その割に、温かい日もあるので、体はどうすれば良いのか戸惑っているのだろう。

整体では春先に、肩甲骨を剥がすという調整を行う。冬の間に溜め込んだ脂を排泄する前兆として、腋下リンパが張って来るのだが、肩甲骨を調整するとその後の排泄がスムーズになる。それを行うのはまだ早いという感じ。

むしろ、寝冷えで寝違いになる人を見掛ける。傷めるのは胸鎖突起筋が多い。顎下から鎖骨にかけての筋肉で、ここは胃腸と繋がっている。要は、お腹を冷やすと寝違いになりやすい。痛むのが首でも原因はお腹だ。特に、1階で寝ていると要注意で、床から冷気が来やすい。その場合、100円ショップで売られている銀色の断熱材のシートを買って、布団の下に引くと良い。寝違いでなくとも、朝に喉が痛いという人はこれで予防になるはずだ。

もう寝違いをやってしまったという場合は、簡単なものであれば足の指を引っ張るとそれは良くなる。足指を引っ張ると、お腹の緊張が取れやすいからだ。引っ張ると痛い指をターゲットにする。その後で、熱湯を啜る様に飲んでお腹を中から温める。首を動かしてみると、大分、マシになっているはずだ。

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