最近、自分が体調の悪い時はどうされるのですか?とよく尋ねられる。
基本的に自分で施術をする。なんなら、骨折も自分で接いだからね。
まあ、趣味ですね。ドン・キホーテ的な蛮勇というか。最期には、それで間に合わなくなって仏様だろう。
比較的に若いから、そんな事を言ってられんじゃないのかという気はする。でも、ペシミストではないな。趣味と実益で、自分の健康問題への関心は高い。というよりも、病気の方をよく拝見するから、否応なしに考えさせられる。
特に興味があるのは、歯と髪だね。老化の、人体の不可逆性の象徴なので、よく研究した。自分にとっての結論が出つつある。妙な事を言うけど、自分が幼児の頃、人の腕を切っても生えて来ないと知ってショックだったんだよな。庭のヤモリの尻尾すら生えるのに、と。
そういえば、癌の記事でおもしろいのがあった。癌細胞は正常細胞に比べて、細胞分裂が頻繁な為、大喰らいである。ブドウ糖の吸収率にして3〜8倍。だから、低糖質にして癌を兵糧攻めにするというのは食事療法の定石なのだが、ケトン体の癌への効用というは知らなかった。知らないというか、メカニズムがまだ解明されていないくらいの最先端の研究だ。
一方で、16時間断食で発毛が抑制されるという研究もまだマイナーだ。この知識が広まると16時間断食は廃れそうではある。