富士山の5合目でキノコ狩りをした。素人には食べられるキノコが分からないので、ガイドをお願いした。
季節によって食用の品種は異なる。この時期はハナイグチという品種がメインとなるそうだ。
ライバルは沢山いるので、基本的に人の入っていないエリアを探す。山道を上がったり下がったして、スポットに連れて行って貰った。
6時間ほど山にいたので、キノコ鍋を食べられるだけの量が獲れた。マツタケも獲れるそうだが、本当に獲りたいなら深夜のうちに入山した方が良いそうだ。プロは松の位置を把握していて、それは決して教えては貰えないという話だった。
キノコ鍋を食べたら、体が熱くなるので驚いた。活力が出る。前にもジビエを食べた時に同じ経験をしている。逆に、普段食べている物は栄養に乏しいのだなあとも感じた。何を食べたら良いのだろうか。
土が痩せて来ているという記事は読んだ事がある。本来なら連作障害が起きそうな土地で、ハーバーボッシュ法で無理やりに育てるから、野菜の栄養が少ないそうなのだ。
最期に、日本産のトリュフの獲り方を教わった。栗の木の下などを熊手で掻くと、トリュフが見つかる事がある。実演して貰ったけれど、これは教わらないとトリュフとは分からない。
