頭やお腹に触れると熱い人をよく見掛ける。体が火照って、蓄熱しているのだ。
これは発汗による体の冷却が上手くいっていない為だ。体が夏に適応出来ていない。
発汗を良くする為には、まず塩を摂る。文学的な表現だが、塩分不足だと体が汗を惜しむ。当然、水も飲む。
次に、整体特有の発汗促進法を行う。これは大腿部背面を伸ばすと良い。前屈で良い。
発汗が不十分だと、肌がベタつく。発汗促進法を行った後に再び肌に触れると、不思議とサラリとした感触に変化している事だろう。
大腿部を伸ばす事には、汗腺を開く効果がある。そして、汗をかく事で頭やお腹の蓄熱が取れる。また、蓄熱の度合が強い場合は、循環器を調整すると決め打ちになりやすい。
ちなみに、肌のキメを出す為には、逆に汗腺を引締める。これはまた別法。ついでに季節外れ。