花粉症の時期には、食べると悪化するのでカレーを避ける事にしている。期限は桜が散るまでだ。
それで、我慢していたカレーを食べにいそいそと出掛けた。向かうは武蔵小杉のパンジャビダバである。南インドカレー屋とパキスタン料理屋が並んでいて、経営者は同じだ。
店主はパキスタン人男性である。自分は結構な常連なので、店主とは背中を抱き合いながら愛してないよと呼び合う仲である。よう兄弟という呼び掛けの軽薄さたるや。体温が近い。
さて、今回はマンディという新メニューを頼んだ。アラブ圏の炊き込みご飯だ。バスマティライスをちゃんと使っている。子羊の骨付き肉の煮込みつき。ビリヤニと似ているけれど、スパイスの使い方は異なり辛さが先に立つ。肉汁の旨みが強い。やはりライタをかけて食べる。
サービスもして貰って、ボリュームが凄い。自分には丁度良い量だが、お店の経営的には半分にした方がかえって売れる様な気がしてならない。
食べたら、スパイスの効果で汗が吹き出した。帰って入浴している時に気がついた。自分は脂肌なのだが、その日の肌はツルんと滑らかだった。脂肌を改善する為には汗腺を開いたら良いという着想を得た。そして、汗腺を開く為のツボはもう特定している。