先週は動悸のご相談が多かった。
先々週は酒も飲まないのに、肝臓が腫れぼったい人をよく見掛けたのだが、肝臓から心臓への静脈の流れが滞りやすくなる。状態が悪いと、肥大した肝臓に押し上げられて、右肋骨が左に比べて分厚くなる。
これは春先のデトックスがスムーズではない場合に出やすい。花粉症もそうなのだが、体の季節への適応が上手く行っていないのだ。
これから、寝違いとギックリ腰も増えそうだが、これらもお腹の固さが原因なので、花粉症と同様に断食がお薦め。
ロジックが分からないかもしれないが、例えば、胆石で背中が痛む事を知っている人は多いだろう。実際、人体は内臓の緊張を腰痛として知覚しやすいので、便秘の調整をしたら腰痛が軽くなる様な事がよくある。また、腎臓の腰痛だったり、膀胱の腰痛なんてのもある。
そもそも、病院で内科と外科が分かれているのも、不思議というか不器用な話なのだ。