花粉症は簡単だと言える様になるまでに、十数年掛かっている。成功体験の数が増えたのと、それを可能にする内臓の調整が上達するまでに年数が掛かっているからだ。特に、大腸は奥が深い。
前提として、花粉を問題にしない。体の方で適応させてしまうのである。
人類も哺乳類なので、冬の間に栄養を溜め込む。冬に太りやすいのはその為だ。初期人類は冬眠していたのかもよ、という考察もある。一定周期で骨の成長が止まっていた形跡を残す化石資料が見つかっているのだ。
春先に下痢をする人も多いのだが、それは溜め込んだ栄養の排泄である。冬眠明けの熊も、下剤代わりにわざわざ苦い野草を食べたりするくらいだ。
そうした排泄がスムーズでない場合に、鼻詰まりやクシャミが出る。今年は体が痒いという方も多いけれど、それらの症状はまとめてお腹を調整すると改善しやすい。
だから、自分の立場からは、花粉症を抑える薬を飲むなんていうのは未開社会の原始医療みたいに見えるので、別のアプローチを提案したい。
まず週一の一日断食。お薦めのやり方は、夕飯を抜いてそのまま寝てしまう。次の日の朝、昼飯と抜いて、夕飯は食べる。その間、水は飲む。断食明けに、下痢をする人も多いのだが、デトックスが誘導される。本当は1月末くらいから3回ほど行うと有利だ。
花粉症の時期に避けるべき食品もある。酒、チョコレート、カレーだ。残念ながら、食べた途端に鼻が詰まる。逆に、ブラックのコーヒーは下剤代わりに良い。
まあ、たまにクシャミが出たり、鼻がむずついたりはするかもしれないけれど、使用上の注意を守れば花粉症は劇的に良くなる事でしょう。