セイコー ローレル

セイコーのローレルを買った。90年代製の手巻で、ベゼルが金、ケースが銀で出来ている。今のクレドールのラインナップよりも自分は好きだな。象徴として、日本の絶頂期は大分前だよね、という話かもしれない。

骨董趣味の類は危険だと知っていたのだが、避けられなかった。幸いにして、趣味が合わないので、最近のやたらに高額なのはあまり欲しくならない。デカ厚ウォッチブームを経て、ケース径が大き過ぎるのだ。ヴァシュロンコンスタンタンとジャガールクルトは良いと思うのだが。

大丈夫。とても冷静です。消える物には使っていない。物は残るので、いざとなれば売れば良いのだ。

素材が金と銀なので、ベゼルもケースも錆びているのだが、それがまた良い。実に、良い。

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