ハンドルネームがマナーなんだそうな。
若い人から伺ったSNS界隈の話題である。曰く、40代以上は実名を教えたがるが、そんなの知りたくないとの話であった。パワハラ的に感じるらしいから、教えてもらって良かった。
ジェネレーションギャップとカルチャーショックを感じる人も多いのではあるまいか。曰く、40代以上はリアルありきでSNSをやりたがる。
しかし、年齢や学歴などが分かると、気を使う為のコストが掛かるので、せっかくのSNSの良さがなくなるとの事であった。
目的ごとにパッと集まって、サッと散る。中年以降の世代にとっては、友達の定義が変わりそうな現象なのだが、高齢化、社会の複雑化への適応としては納得出来る。
少数の人間とだけ付き合い続ける事は、もう難しい。お酒を飲んで楽しい相手と、趣味の話が出来る相手は違うものね。以前からそうだったけれど、SNSはそれを加速するという話だった。
その辺り、高偏差値の高校や大学に進学した人達は、学生の頃からの付き合いが長続きしやすい様に見える。収入や知的関心などの同質性が高くなりやすい為ではあるまいか。リアルとSNSの栄養価のバランス的に、SNSの利点を活かしやすい層かもしれない。