サプリ好きの人は多いのだが、体を見ても効果がよく分からないのと、摂り過ぎで肝臓が張っている人が多いので、否定的な見方をしていた。それなら、怪しげなサプリよりも素直に薬を飲んだら良いんじゃないのくらいに思っていた。
ところが、最近、キューピーコーワアイとアリナミンEXを飲んだ方を別々に見る機会があって、眼精疲労で負担の掛かる部位の固さが見事に消えているので、感心した。化学の力に負けた。まあ、これらはサプリではなくて医薬部外品なのだが、需要のされ方はサプリだろう。ちょっと自分でも人体実験してみようかなという気にもなった。
整体の仕事的にも、眼精疲労は課題だ。その代表は四十肩で、眼精疲労が要因になりやすい。実際に、目を調整すると肩の動きが出るのだ。ただ、現代生活ではどうしても目に負担が掛かるので、すぐには良くならない。改善には３ヶ月から半年くらいの期間は要するので、その期間を短縮出来たら良いな。
一方、整体では、四十肩・五十肩は脳梗塞の身代わりになるとも言う。勉強していた頃にその話を聞いた時にはサッパリ意味不明だったのだが、今ではその文脈が分かる。後年、脳梗塞の病歴があるので心配な人を見ていた。ある時にその方の目の血管が切れて、赤い目をしている事があった。思わず、目で良かったですねと感想を述べたのだが、頭の血管なら大事になっていた。四十肩・五十肩は頭の疲労を取る機会だとも言える。頭ばっかり調整するしね。
