施術に座布団を使う様にしたら、体が楽だ。なぜ十数年も使わずにいたのだろうか。施術用の布団は薄いのだが、それでも2㎝ほど高さが出るので、膝が乗り上げる形になり腰椎下部を圧迫していた。座布団を使うと布団との高さが揃うので、腰の負担が少ないのだ。
本来、整体の施術様式では、横幅の短い特殊な布団を使用してその問題を回避するのだが、自分は使っていない。要は、セミシングルの布団を用意すれば良いのだが、シュミレーションしてみると自分の歩幅だと70㎝幅は少し広い。60㎝幅の布団だと、窮屈な人もいるだろう。しょうがないので、薄手の普通の布団をずっと使っている。
近頃、生活レベルを上げるのをテーマにしている。大層な話でもなくて、身の回りの物をいちいち100円ショップで揃えなくても良いじゃないというレベルだ。生活水準が大学生の時点で止まっていた。食費だけは妙に掛けていたのだが。
まずは服を買った。それまでは同じ服を何着も買って、365日同じ格好で過ごしていたのだが、それも止した。まあ、これは予定通りで、年齢が上がると服に金を掛けないと格好がつかないという事には前から気がついていた。ジーパンにTシャツで保つのは若い人だけだ。
仕事中の格好にも気を使ったらどうだという意見もあるのだが、これは難しい。正坐で過ごす時間が長いので、ズボンの膝は2か月くらいで抜ける。良い物を買うのはちょっとアホらしいのだ。
最近、感動したのがロボット掃除機のルンバだ。お試しで2週間のレンタルをしてみたら実に快適で、もうお前なしでは生きていけないという気分でいる。近いうちに身請けする事になるだろう。
文化的というのは、本を沢山読んでいるとかではまったくなくて、たとえスーパーの惣菜であってもプラスチックのパックのままでは食べないで、皿に移して食べる様な事だと今更に学んだ不惑であった。