勉強

ワクチン接種後の体調不良のご相談が多かった。

肝臓を押さえて薬品の分解を促進しておけば良いだろうという感想を持っていたのだが、数を見て、腰部活点を押さえておけば良いという結論が出つつある。頭痛などは割とすぐに取れる。

腰部活点は腰椎二番の指三本外側にあるツボだ。胃腸の働きを活発にするので、食欲不振の時に刺激する場所として指定されているのだが、自分の所見としては膵に刺激が行きやすいという感想を持ってもいる。押さえる角度にもよるかもしれないが。

もしかしたら、メーカーによって体への出方が違うのかもしれないが、それはまだ分からない。区別がつかない。いずれにせよ、薬品を投与した後の体をこれほど続けて見る機会もないので、なかなか良い勉強になっている。

案外、中毒の急処には出番がない。飲み過ぎで肝臓を腫らしていると、そこが痛んだりするのだが、そういうものでもないらしい。また、注射当日だとリンパ系が張るけれど、普段からリンパ系の働きの悪い体質だと、摂取から数日経ってもまだリンパの独特の張りが残っているみたいな事も観察出来る。一方、同じ注射でも、栄養点滴の類だとそれほどリンパには出ないで、肝臓だけが張るという事も言える。頭にはタバコ中毒の場所があって、タバコを吸い過ぎると頭蓋と皮下組織の間に脂状のものが溜まるのだが、これもまたカテゴリーが違うらしくて、出番がない。これはシックハウスにお悩みの方に使って良かった事がある。

投稿者: hamadakantaro

浜田貫太郎。浜田整体院長。著書に『臨床家のための整体操法入門』たにぐち書店。共著に『息覚』幻冬舎ルネッサンス。寄稿に『安心』マキノ出版。『手技療法』たにぐち書店。