症状の原因と結果

自分の後ろ姿を写真で見たら、顎が前に下がっていて格好が悪かった。いかにも頭が重そうに見える。

体を調べたら、股関節周辺の筋肉の力が抜けている。ここで上体を支えられないから、首に余計な負担が掛かっている。体の内圧を掛けたら、お尻がキュッと締まった。首の後ろに触ると、ちゃんと力が入る様になっていた。

上半身に問題がある場合、下半身にその原因が見つかる事が多い。逆もまた然りで、問題には反対側からアプローチするのがジンクスだ。背中が固い場合、お腹に力の入らない部位が見つかりやすい。便秘の人の腰痛なども多いものだ。

症状は原因と結果を分けて考える。肩が凝るというのは結果であって、そのまま肩を揉んだら気持ちは良いかもしれないが、肩凝りは改善しにくい。肩凝りの場合、眼精疲労と胃腸の疲れが原因になりやすいので、調整するのは眼か胃腸だ。

そして、効果の持続性は本人次第。肩凝りであれば、スマホの使用頻度が高過ぎたり、食べ過ぎが続いているのであれば、またすぐに肩は凝る。ただ、そんなにすぐに元へ戻る様なヤワな調整はしない。

投稿者: hamadakantaro

浜田貫太郎。浜田整体院長。著書に『臨床家のための整体操法入門』たにぐち書店。共著に『息覚』幻冬舎ルネッサンス。寄稿に『安心』マキノ出版。『手技療法』たにぐち書店。