目が疲れて肩が凝った。椅子に座って、目を瞑り、体の感覚に意識を向けると肩甲骨の内側が凝っているのが感じられた。特に左側が固い。そこで息をする様なつもりで深呼吸を繰り返す事、数回、肩回りが楽になった。首が横に伸びる。目も楽だ。
ある種の自律訓練法を行ったのだが、人に教えると出来ない場合も多い。そもそも、自分の体に集中する経験に乏しい人も多いのだ。
ストレッチの類も実際には大味でね。動きやすいところだけが動いて、本当に硬い部分はそのままになりやすい。体の内側の感覚があると、手当の必要な部分にアプローチ出来る様になる。だだ、内側といっても、インナーマッスルという意味ではない。体を対象にしての集中力についての話題だ。
そんなに難しい話でもなくて、例えば、右肩と左肩、どちらがより凝っているのかを自分で感じられますか？という程度の話。そして、体に対しての集中力が増すと、肩ではなくて、実は背中が凝っているという様な事が分かる様になる。分かった方が、体は楽になる。
