由比ヶ浜

毎年の行事で夏には由比ヶ浜へ行く事にしている。今年も出掛けてきた。

水泳部だったので泳げるのだが、泳がずに海に浸かっていた。温泉と同じ感覚かもしれない。昨年は砂浜のハマグリを掘って遊んだのだが、もう季節は過ぎたのかいない。

丁度、波の強い日でライフガードが沖へ出て、ここから先には行かないでくださいと声掛けをしていた。なぜか日本語は大丈夫ですか?と声を掛けられた。外国人に見えたのか。

浜辺で海に浸かりながら静かに感動していた。先日、20年くらい出来なかった技術をやっとものにしたので、感慨に耽っていたのだ。時間が掛かり過ぎているので、最早、興奮はないな。

いよいよ出来る時には、順序が逆でやる前に出来たと分かる。脳内でシュミレーションが済んだタイミングなのかもしれない。

近年、この手の体験が皆無だった。大量の情報を頭に詰め込んで、その発酵を待つみたいな体験の事だ。

数学をやる方とそんな話をしていたら、その辺りの感覚は同じらしい。突然、問題を理解する瞬間があって、短い間だけ全能感に酔っ払う。

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