関節技

進学校を卒業した方から、母校にはイジメが少なかったという話を伺っておもしろかった。

曰く、みんな自分の事に夢中だから、そんなに暇ではないとの事である。

将来性がない環境だとパイの奪い合いが苛烈になるのは、本邦の政局からもお察しである。人間関係ばかりが悩みの主題になる。本当だよ、儲かっていない飲食店は従業員の人間関係が悪い。

そこにいたらダメなのだ。国籍は簡単に変えられないけれど、学校や会社の環境がそうなら、離脱を目指してみたらどうだろうか。まずは他へ行く為の能力を養う。

その辺り、自分には強迫観念があるかもしれない。自らを強化する事しか考えていない。体験はその為のものでね。

金銭も名誉も人間関係も、すべからくその後に付いて来るものなので、そんなものを直接には求めていない。ただの結果だもの。

おバカな話なのだが、最近、その為に関節技の練習をしている。自分に掛けている。右手首は掛かり難いのに、左手首には掛かりやすい。

骨格の構造的な弱点が露呈している為で、骨盤が捻れているのだろうか、それとも、肩甲骨の可動が小さいのだろうかとあれこれと工夫していたら、左手首も掛かり難くなって来た。

それで、左手で突いてみたら、威力が右手に遜色なくなっている事に気がついた。部分は全体に反映されるのでそんなものである。おそらく施術も上達しているはずである。

人生を良くしたい?分かった。関節技を練習し給えという。

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