夏バテ

真夏の気温で早くも夏バテの方が多い。下痢や浮腫、頭痛のご相談が多かった。

熱中症的な疲れなので、水分代謝を良くしておくのが重要。つまり、水と塩だ。汗で脱塩するので、普通に水を飲むだけでは吸収が悪い。塩を摂ると、水が吸収されやすくなるので疲れは抜けやすい。

塩を摂ると浮腫むのかというと、そうでもない。水分吸収が悪いと、体が水を惜しんでかえって浮腫む。

特に、頭や背中が火照っている場合には、明瞭な脱水症状なので、梅干しを食べて水を飲むのがお薦め。

はちみつ梅ではなくて昔ながらの塩っぱい梅干しを3つくらい食べて、可能なら1リットルくらいの水を飲む。そのまま30分くらい休むと、火照りも取れるのではないだろうか。火照りが本式に取れるのは、手洗いの後かもしれない。

まずは頭に触って火照りの有無を確かめる。そうなら、対象者だ。

身体的には、泌尿器の疲れである。施術では体格の良い相手なら体を捻る。そうでないなら、腎をジッと押さえる。或いは直接の刺激を受け入れない様であれば、足裏の涌泉を押さえる。尿管の詰まりが見られたら、内股を弾く。神経的な問題であれば頭を見る。脊椎の反応が鈍ければパカパカ。前立腺、膀胱の詰まりがあればまた別途という感じ。排尿の滞りから、肝臓が腫れている人も見かける。

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