イボ

女性の方から、イボがカサブタになって取れたとのご報告があった。

今回は意図したものではなかったのだが、内臓を調整してそうなる事がある。肌に出る物は内臓疲労の結果だからだ。

シミでもニキビでもやり方は同じだ。必ず取れるのかというと、毎回、そう上手く行くものではない。だから、自分にとっては腕試しの要素がある。内臓と患部の対応、位置、深度、角度などの精度が問われるのだ。手の親指頭サイズの対応が求められる。

何回か施術を続けて、このサイズと濃さが取れるのかと驚いた事もある。その方も30代の若い女性だった。

確実に結果が出るのならビルが建つのだが、これが難しい。若ければ肌が変化するレベルまで内臓のテンションを上げられるとしても、ご年配だと調整をしても肌が変化するところまで持っていけない。

傾向としては、首イボは取れやすいし、肝斑もまだ取れやすい。難しいのは腸に由来するシミで、これが手強い。便秘だと固着性が強い。また、酒飲みの肝斑は流石に手に負えない。焼け石に水だ。黒子は無理ね。赤黒子が取れた事はあるけれど、再現する自信はないな。また、白斑で成果を出した事もない。肝の系統に見えるのだが、調整をしても肌に反応がないので課題だ。

シワは内臓調整とは別のやり方をするのだが、極端な痩せ型だと難しいけれど、そうでなければ一定の効果がある。肌の張りは出るので、その範囲で伸びるシワであれば目立たなくはなる。痩せ型は皮膚が余るというか、どうしても皮膚が弛みやすいので、別の調整が必要なのかもしれない。皮膚を弾くと良いのかもしれないな。

肝臓を機能亢進させると肌に張りが出るので、アルコール度数の高い酒を飲むという裏技がある。体に良い訳はないのだが。

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