賭博黙示録カイジ

2年ほど前だろうか。男性の目の調整をしていたら、1億円の価値があるとのお言葉である。

何の事だろうかと話を伺うと、ラスベガスのカジノで、毎回、そのくらいは賭けるとの事であった。目が良くなると結果も良くなるという趣旨である。

そのくらいカジノに通われると、飛行機もホテルもカジノが用意をしてくれるそうである。旅の様子を伺うに、眩暈がしそうなゴージャスな旅だ。プライベートジェットで移動して、部屋にはバトラーが付くので、食べたい物を好きに頼むらしい。

年末、先生もご一緒しますか?とのお誘いを頂いたのだが、問題は招待主の方のご体調だった。持病が出ると中止になる。

12/24の朝にまだ症状が出るとのお電話があり、旅行の実現が危ぶまれていた。しかし、流石のギャンブラーである。12/25に施術の予約が入っていた。それに賭けますとのお言葉であった。

おもしろいではないか。そうした仕事ほど沸る訳である。脳内麻薬がドバドバ出る。

それで、決行となった。招待主の方に、行く前からギャンブルでおもしろかったですねとお伝えしたら、勝ちましたねとニヤリとお笑いになられたのであった。

今は羽田空港で出発を待っている。

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