シミを取ってくださいと頼まれる事があるのだが、裏メニューである。結果の個人差が大きいので、表看板に出来ないでいるのだ。
整体の従来の方法では、肌のハリを出す事で対応する。要は皮膚を伸ばして、シミを薄く見せるのである。一休さん的発想の転換。
一方、自分のやり方では、内臓を調整する。シミを内臓疲労の反映と捉えているのだ。
肝斑は割に反応が良くて、改善しやすい。酒飲みにはシミが出来やすいけれど、大概の原因は肝臓か腸だ。これが基本。
それ以外の臓器に原因がある場合、見つけるのが大変。SEがプログラムのエラーを見つけるのと似て、地道な作業になる。
何年も前の話だが、自分の目の下に出来た肝斑で試したところ、肝臓を押さえたら1週間くらいですぐに取れた。上手くいくと、シミが赤みを帯びて、数日後にかさぶた状になって剥がれる。
長年、上手くいかなかったのが左頬にあるシミだ。最近、響きを感じる精度が上がったので調べてみると、甲状腺というか頸椎6番に響いている。道理で腸をやってもサッパリ変化しなかった訳だ。
5日前から調整しているのだが、やっとかさぶた状に変化した。シミ取りは的を外すと全く効果がないのだ。技術的な要求が高いので、シミ取りが出来たら大概の症状は扱える事でしょう。