記録と記憶 未分類 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2023.04.152023.04.13 山下素童氏の文章が良い。 時の流れは優しくて残酷で、傷を癒しもすれば、大事だったはずの人の顔すら朧げになったりもする。みんな食べた昼ごはんまで写真に撮るけれど、それだけでは、記録にはなっても記憶の代わりにはならない。 その点、氏のエッセイはその瞬間を切り取った記憶として、実に瑞々しくて良い。そのうちに、店番をしているというゴールデン街の店を訪ねてみるかもしれない。