自分達の世代は就職氷河期世代と呼ばれている。最近、同世代とよく話題になるのは、後10年くらいしたら、就職氷河期世代が社会不安の要因になるかもしれないという話。
所謂、無敵の人問題なのだが、人材派遣会社の方からも、アラフォーで派遣元から断られる機会が増えるという話を伺った。この先、年齢が上がって、いよいよ経済的に煮詰まって来ると碌な事にはならないだろう。杞憂に終われば良いが。
勿論、個人差の方が大きいのだが、世代論から一定の傾向は言える。
仕事をしていてのやり取りなのだが、30代くらいだと、なぜかすみませんが口癖になっている方が多い。本人が悪い訳ではないのに、すみません、腰痛になりましたみたいな感じ。
団塊世代は自己主張が激しいので、同じ症状でも他の世代の2倍くらいの強さで訴える。いつも3割引きくらいで伺う事にしている。
逆に、70代後半から80代になると、遠慮して我慢をする方が多いので、本当に大丈夫ですか?と、施術後の変化を追い掛ける様に気をつけている。
バブル世代には独特のボリューム感への要求を感じる。フルコースでやらないと、満足はしない。損をするのが絶対に嫌みたいな強い意志というか。
団塊ジュニア世代は立ち振る舞いがナチュラル。妙なバイアスを感じない。
20代から30前半くらいの女性の予約の取り方で不思議なのは、空いている時間はありますか?という形式のお問い合わせが多い事。それで、空いている日時を並べてお伝えするのだが、希望日時を指定して頂いた方がやり取りはスマートだ。
その世代の女友達に、どうしてそうした予約の取り方になるのだろうかと尋ねたら、時間を指定するのははしたないという感覚があるという返事があった。なるほど。