カールツァイス

毎週、拝見している方がカールツァイスの眼鏡を作られた。ドイツのレンズメーカーだ。

お体を拝見すると、眼精疲労の肩凝りが消えていて驚いた。過去、眼鏡を変えた直後の人を見る機会はしばしばあったけれど、ここまで劇的なのは見た事がない。カールツァイスに負けた。話を伺うと、検眼の方法から異なるそうである。

そういえば、何年か前に頭痛の方を拝見して、顕著に目が原因に見えたので、それをお伝えした。丁度、眼鏡を変えられた直後だったので、眼鏡屋に相談に行かれたら、店側のミスで度数を間違えていた事が分かった。酷い話もあったものである。眼鏡を直したら、頭痛はすぐに消えた。

目といえば、近頃、眼圧のご相談が多い。眼球に軽く触れると、固く飛び出した様な感触になっている。特徴としては、甲状腺などの要素を除くと、眼球運動の癖が強い。その癖は片目だけ下に行かなかったり、正面を見ているつもりで右に流れたりと人ぞれぞれだ。そして、その癖を取ると、眼圧は下がりやすい。

それで、上手くいって、眼科医が困ったケースがある。点眼薬の是非について判断に困る訳である。それは一定期間の経過観察をして、薬なしで眼圧が維持されるのなら、要らないだろう。ただ、視野欠損の検査は定期的に行った方が良いので、それはお伝えした。

ただ、現代人は眼精疲労が強いので、維持の方が難しい。どこまでのレベルのものが良くなるのかは、施術者の自分にも分からない。仕事でパソコンとにらめっこする人が多いので、目の耐久力を簡単に越える為である。だから、検査前にやったら、数値は下がりやすいけれど、帳尻合わせに意味はない。持続性が要る。

眼圧といえば、緑内障の薬は強いので、目の周囲の皮膚が爛れる人を見掛ける事がある。薬が体質に合わない場合、短期的には薬の種類を変える事を医師、薬剤師と相談した方が良いし、長期的には薬を卒業出来た方が良い。普通は一生飲むだろうけどね。

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