ジョン・ケージ

体の感覚には個人差がある。感覚といっても、ここでは触覚とその周辺の話題だ。

例えば、体の感覚が敏感な人から、施術中に頭にある胃のツボを押さえると、胃に響いていますといったコメントを頂く事がある。こちらからの説明はなしにだ。100人に1人くらいだろうか。

自分は触ったらというか、見てもどこに響いているのかが分かる。整体の体操をやり込めば嫌でも分かる様になるので、そんなに難しい話でもない。

手技には理詰めで組むやり方もあるけれど、響きが分かるとそんな面倒な事はやらなくなる。見れば分かる。

響きの規則性がツボなのだが、本当はもう一歩進めてツボからも卒業したい。それすらも面倒になって来た。響きを追うのではなくて、もう繋いでしまえば良いのではないだろうか。練習しよう。

気合いを打ってお仕舞いが様式の極北なので、どこまで迫れるのかを挑んでいる様な気もする。また、ジョン・ケージ気取りも結構だけど、売れるものを出せよという気もする。

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