黒田清隆19

昨夜、刀を受け取った。拵を作成していたので、お願いしてから3ヶ月ほどが経っている。楽しみにしていた。

受け取る時に、金ハバキに鉄鍔で良いじゃないですかと解説頂いた。良い物を付けてくれと職人に頼んで頂いたそうで、有難い話である。刀装に知見がないので文脈は読み込めないのだが、デザイン的に合っていると感じる。鍔の細工は裏の方が派手なのは、日本的な美学である。

元々、鎌倉時代の奈良の刀を薦められていたのだが、これは関の新刀だ。銘入りで鑑定書も付いているというので、改めて薦めて頂いた。銘には兼常とあるが、関の何代か続いた刀匠らしい。江戸初期の物なので二代目かその次くらいだろうか。

実は、白鞘に入っていた時にはバランスが妙に感じられた。隣に一千万の刀があり、持たせて貰うと差を感じたという事もあった。知識がなくとも、流石に分かるくらいに違う。それで微妙な気持ちがしたものである。

しかし、振ってみると、軽くて扱いやすい刀だ。刀身に樋が入っていて、よく音が鳴る。ただ、切先から15㎝くらいのところに気の滞りを感じる。何か斬っているのか?この手の感覚には敏感なのだ。これは使っているうちに取れるものだろうか。

もう刀を買う事もないだろうから、長い付き合いになる事でしょう。

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