最近、作家デヴューした友達がお祝いに寿司を食わせろと言うので、名古屋まで出掛けた。
中年になって、目先の変わるイベントがあるのは羨ましい。どちらかというと、人生のオチがつく年代だ。
若ければこれからどう生きるのかを考えたら良いけれど、むしろ、40歳を過ぎて問われるのはこれまでどう生きたかでしょう。実際にはその前からとっくにオチはついているのだけど、いよいよ退っ引きならなく自覚される年代だ。答え合わせと言うかね。中年の危機と言われる訳である。
しかし、そんな概念的な理由ではなくて、ただ単にホルモンバランスが乱れて情緒不安定になるだけなのかもしれない。わざわざ話をややこしくする事はないので、そちらの方が好みだ。
さて、更年期障害のご相談は多いのだが、もっぱら栄養の摂取をお薦めしている。加齢は栄養で補うしかないのだ。特にタンパク質をお薦めしている。更年期には下腹部が虚して力を失うのだが、食べるとマシになる。
火照り、関節の痛みには卓効がある。ビタミンBの作用なのか、経験的には豚肉が良い。プロテインは手っ取り早いのだが、肝臓の数値は上がりやすいので、余裕のある人が試したら良いだろう。
施術では、副腎のツボを押さえる。元々、薄毛用に研究したのだが、応用範囲が広くて重宝している。