近頃、鬱やアトピーの症状は悪化するし、頭痛や眩暈も増えている。要は春なのだ。気温が少し冷えたところから、暖かくなったので体が錯覚している。
体を調べると、しばらく前には十二指腸の辺りが張っている人ばかりだったけれど、先週から膵臓の固い人が増えて来た。
過去、十二指腸が焦点になる事などなかったので、その辺りのメカニズムがいまいち分からない。ただ、胆嚢、膵臓辺りの固さを直接に調整してもちっとも変化はなかったな。十二指腸の辺りを調整すると柔らかくなる。
そういえば、最近、来た方からオステオパシーみたいな施術ですねとの感想を頂いた。受けた事はないから分からないのだが、数年、内臓ブームではある。ただ、また何年かしたら、違う事に凝っている様な気もする。
元来、整体は脊椎を中心にまとめる様式ではあるのだが、人体を整体というシステム越しに見ている様な焦ったさをある時期から感じる様になった。なるべく直接に見てみたい。それで、内臓にフォーカスする様になったという経緯がある。いや、脊椎も調整するけどね。
もう少しエネルギーそのものを扱った方が効率的かもしれない。ただ、それだともう手技ではなくなってしまう。自分にとって、手技というのは社会性でもある。不思議ちゃんは嫌いなんだよな。友達が施術を受けに来てくれているのが密かな自慢でもある。