福田和也が亡くなった。
ある時期までの著作の大部分を読んでいるのではないだろうか。昭和天皇の評伝は読んでいない。著作も何十冊か持っていたけれど、青春との訣別みたいな気持ちで、ある時に売り払ってしまってもう手元には残っていない。
偲んでなんとなく思い出したのは、青山ブックセンターで開催された坪内祐三との対談に行かなかった事だ。丁度、合気ニュース主催の友好演武会と開催時間が重なったのだ。黒田鉄山と宇城憲治が同時登壇で豪華だった。それで、友好演武会を選んで、対談の席は友達に譲った。
また機会もあるだろうなんて考えたけれど、両人ともに故人となった。残念だ。キッチン南海や丸八に通う様になったのは彼の影響だ。今後も通い続けるだろう。
