午前中、予約した方がいらっしゃらないので、先方へ確認の電話を掛けたら、「アンドウさん、ご無沙汰してますー」とのお返事があった。「いえ、ご無沙汰していません。先週もお会いしました。浜田です」とお応えしたのだが、どちらのアンドウさんと間違えているのかと思ったら、なんと安藤忠雄さんであった。スケールの大きな人違いでおもしろかった。
自分は人違いもするが、それよりも、よく名前を間違える。とある方から、後で教えられたのだが、山本さんを山川さん、山田さん、山下さん、山上さんと、2回くらいの間に呼び違えていたそうである。その方曰く、こんなんでもやっていけるんだから腕は確かなんだろうと、通う事に決めたそうである。それで、今も通われている。
この方は数年前に自由が丘に引っ越して来たのだが、会話の中で、どこそこの店の人とご飯に行くという類の話がしょっちゅう出て来る。引っ越して来て日も浅いのに、もうコミュニティに馴染んでいるのが凄いので、そう伝えたら、それはあんたが他人に興味がないからだとのお返事があり、前科もあるので苦笑いするしかないのであった。
クリティカルな指摘かもしれない。先日も、10年以上通われている別の方から、先生は人脈を築いて、例えば、必要があれば漢方医などに紹介出来る様な体制を作らないとダメだ、今後の課題ですよとのご指導を頂いた。的確な人物評なので、それにも唸るしかないのであった。