お坊さんのクライアントが多い。整体とのコンテンツとしての相性だろう。巫女さんも来た。牧師や神父の方が来た事はまだない。

パソコン関係の仕事をされていた女性がある時に、坊主頭でいらっしゃった。震災を機にお坊さんになるという話であった。すると、それまではお仕事柄、目がお疲れだったのだが、お坊さんになられてからは耳がお疲れになる様になった。それは人の話を聞くのが仕事だからだろう。普段の生活で使うところが疲れる。耳の疲れの有無は頭蓋骨を見ると分かるのだ。

耳といえば、過干渉のご家族と同居している方の耳の穴を見たら、サイズが小さい。その方が一人暮らしを始めてしばらくしてから耳を見たら、それが大きくなっているので驚いた事がある。

自分も人の話を聞く仕事のはずなのだが、耳が疲れる事はない。手ばかりが疲れる。人の話を聞くのが好きなのか、それとも人の話を聞いていないのか、どちらだろうか。お察しである。

耳の調整には、踝を用いる。妙なところが耳と繋がっている。老人性難聴でも軽度なものであれば、ここを押さえると聴こえ方がマシになる。ただし、踝の調整は聴力のカテゴリであって、ストレス由来の突発性難聴や気圧性の耳鳴りはやり方が異なる。

耳ツボで痩せますかと尋ねられる事がある。よく分からない。少なくとも、自分の経験にも技術にもない。

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