女の子が施術を受けに来ていた。その後にオジサン2人組が待合室で順番待ちをしていたのだが、女の子の帰り際にバイバーイと手を振っているので、営業妨害はヤメテ、施術を痛くしますよと毒づいたとか、毒づかなかったとか。
しかし、痛くするまでもなく、男性の一人は痛風なのでうつ伏せにもなれないほど、足の親指が痛い。風が吹いても痛いと呼ばれる痛風だが、本式の症状は柔らかい布団に足先が接触するのも耐え難いくらいに痛む。
ところで、尿酸値に出ていなくとも、痛風様の症状は多い。酒飲みに多い。尿酸値に出ていないケースでは、足のスネや甲が痛むケースをよく見る。胸椎789番が独特に詰まるので見分けやすい。
実は、自分も何年か前にやっている。当時、半分に割ったメロンの種を取り除いたところにウィスキーを注いで食べるのが好きだった。夏だったので暑気払いに一週間ほど食べ続けたら、ある日、足の脛に激痛が走った。最初は空手の稽古で足を蹴られたせいだと人のせいにしていたのだが、自分の体を改めて調べてみると肝臓が張っている。それで、肝臓を押さえて、酒を抜いたら痛みはすぐに取れた。
我を怪しむと書いて、怪我と読ませる訳である。