濱野ちひろ『聖なるズー』

Amazonのお薦め本として、知人の本が挙がっていたので驚いた。今回、動物性愛を扱った著作で開高健ノンフィクション賞を受賞して、すっかり時の人である。

最後にお会いしたのは彼女が京都大学の大学院へ進学する直前だったろうか。当時はライターをされていた。

2、3回食事をご一緒させて頂いたが、 自分への人物評価として、男性には珍しく直観力があってせっかく女性的な感性があるのにマッチョなのが残念だというコメントを残していった。

気難しい相手でもスッと入って、鋭い事を言う。つまり、読後感そのまま。アフリカへ旅行に出掛けたり、行動力もある方だったので、文化人類学との相性はバッチリだったのではないか。デカい仕事をものにした。

昨日、五反田のゲンロンカフェでトークイベントが開催されていたのだが、所用があって伺えなかった。出版おめでとう、大冒険だったんですねとお伝えするつもりだった。

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