スーフィズム入門

スーフィズム入門を読んでいて、イスラム圏の手技療法事情への興味が湧いた。肌の露出を忌避する文化があるから、困難を想像したのだが、調べる限りはやはりそうらしい。

ネット検索する過程で、ネパールの手技療法についての記事が出て来た。近年、近代医療が入って来つつあるが、伝統医療がまだまだ現役らしい。

興味深いのは、ネパールにおける伝統医療の職域で、①接骨②伝統治療師③産婆④祈祷師と職域が分かれているらしい。内科と外科を分ける発想は世界共通なのだろうか。

伝統治療師は師に就いて、薬草学やマントラなどを学ぶそうな。ドイツ語よろしく治療師用の言語を学ぶというので、外来の知識をベースにしているのだろうか。しかし、マンガル語という言語は検索しても出て来ない。もしかしたら、ギルド的な秘密主義の産物だろうか。

伝統治療師と祈祷師との違いが、文章からはよく分からない。祈祷師は師に就かず神の声を聴いて学ぶそうで、これは日本のスピリチュアルみたいな位置づけなのだろうか。

ネパールのタバン村の取材記事だったのだが、治療師だらけの村らしい。いつか訪ねてみたいものである。ほとんど文化人類学的な動機なのだが、興味は接骨にある。現地の薬草を学んでも使い様がないでしょう。

投稿者: hamadakantaro

浜田貫太郎。浜田整体院長。著書に『臨床家のための整体操法入門』たにぐち書店。共著に『息覚』幻冬舎ルネッサンス。寄稿に『安心』マキノ出版。『手技療法』たにぐち書店。