写ルンです

高校生の頃、弓道部の後輩と道を歩いていた。彼はジャニーズ風のイケメンなのだが、道すがら、なんと他校の女子生徒に写真を撮ってくださいと頼まれた。懐かしの写ルンですである。

マンガみたいな話があるのだ。勿論、僕が撮影役だったので、当然、ピントのズレた写真を撮って差しあげたのであった。

さて、 『人は見た目が9割』がベストセラーになって久しいが、 今日、SNSやinstgramの普及により、ますますその傾向は強まっている。そんな自分も美容の仕事をしているのだが、最近、気がついた。

20代~30代の前半くらいまでの方は顔の造作についてのご依頼が多い傾向がある。一方、その上の世代は顔についてもそうなのだが、体についてのご要望が多い傾向がある。

年代的に自然な気がしなくもないのだが、関心の持ち方を伺っていると、それは年代というよりも世代だと感じる。今の20代が40代になっても、やはり顔の造作についての依頼が多いのではあるまいか。

なにせ写真を撮る頻度が昔とは違う。SNSの有無も違う。見た目の意味も違っているんだろうなあという四方山話であった。

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