先週、嚥下に関係するツボを見つけて喜んでいた。使い途を想定すると、後期高齢者だろうか。普段の施術での用途は思いつかない。
喉の構造は複雑で、トラブルのご相談には多角的な判断が要る。また判断材料が増えた訳である。
酒焼けして声が出ないとのミュージシャンからのご相談は多い。飲み会が多い為だろう。これはシンプルに肝を調整したら良い。
ストレスの多い方から、喉が締め付けられる感覚があるとのご相談。これは胃の噴門が閉まると、喉に締め付け感が発生する。胃から食道に掛けてを調整する。心因性の為、職場環境が原因だと繰り返しやすい。
食道の面積は広いが、肋骨の中にあるので盲点になりやすい。背中に触ると、胃の裏から肩甲骨内縁に掛けてが張っているので、それを見つける。脊椎だと胸椎4番。4番が変だ、食道か?と連想する。或いは、肋骨の固さでも分かる。胃酸の逆流で食道が荒れるケースがほとんどで、それで声が掠れるなんて事もある。
今年の夏は特に湿気が強かったけれど、リンパの流れが滞る。その影響で鼻水、痰が喉に落ちるとのご相談もよく伺った。リンパを流すとこれは簡単。また、リンパの滞りからの湿疹も多かった。
後は甲状腺。腫れている人を時々見かけるけれど、自覚症状に乏しい。医学的に言うのかは知らないが、飛蚊症の一部は甲状腺の調整で改善する。ただし、黄斑変性由来の飛蚊には効かないので区別が要る。
甲状腺のトラブルはストレス、ヨード、後は意外な事に大豆製品の摂り過ぎが要因になりやすい。というのは、ベジタリアンによく見られるのだ。豆に含まれるイソフラボンが曲者で、甲状腺を刺激する。加熱処理しても残るらしい。大豆製品は健康に良さそうなものなので、皮肉な話だ。納豆の食べ過ぎを止めたら、喉の腫れが引いたなんて事がたまにある。
何でも過ぎると良くない。昔の日本人はどうしていたのだろうね?現代人よりも、食生活の大豆依存傾向が強いはずだ。
