立ち読み

自分が大きな声で話していると、人の小さな声は聞こえない。聞きたければ黙る事だ。格言ではなくて技術論だ。

人の気配を察知する練習を続けていて、長い間ずっと出来なかった。それで、疑問を持った。本屋で立ち読みをしている人を見ていると、後ろを通る人を背中に目があるみたいに避けている。自分が立ち読みする時も同じ事をしている。なぜ武術だと出来ないのか。

声と同じで、気配を消せば良いのだと気がついてから、分かる様になって来た。でも、想定した何倍も気配を消す必要があった。確かに、立ち読みしている人に存在感はない。

威力を出す訓練ばかりして来たので、これは盲点だった。相手を威圧して疲れさせる様なやり口を得意にしていたが、真逆ではないか。3年ほどマンネリ化して進歩がない。これをきっかけに上達出来ると良いのだが。

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