蹴鞠

京都に出掛けた。京都御所を散策していたら、蹴鞠の実演を見掛けた。

着物姿で儀式的に行うのだが、やっている事はサッカーのリフティングなので、かなりシュールな光景だった。

作法が放送で解説されていた。膝は伸ばして、使って良いのは足の甲のみだそうである。自分が鞠を取に行く時には、マリと声を掛ける。鞠を蹴り上げて良い高さには制限があり、身長の倍程度だそうだ。

おそらく最初で最期の蹴鞠との接点だろう。

京都は観光客が多くて、コロナ明けという雰囲気である。今回は京都漫画ミュージアムに寄れて良かった。前回は休館日だったのだ。それで、時計屋巡りをしたのだが、どこでも行動パターンに大差はない。

今回も中華料理の大鵬に寄った。近所にあれば、毎週でも行きたい。四川料理だが、素材の良さもさることながら、担々麺等を食べるとなんとも複雑な味である。どの様に表現したものだろうか。

インド料理を習った方に話を伺うと、インド料理では甘い、辛い、酸っぱい、塩っぱいに加えて、渋いを大事にするそうなのだが、大鵬の料理には独特の渋みも感じる。

しかし、料理の味を文章で表現するのは本当に難しい。食べたくなる様な文章を書けない。

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