自律神経

ほとんどの健康法では副交感神経を優位にする事を説く。要は、リラックスの推奨だ。生活をしていると、交感神経はほっておいても優位になりやすいので、それが説かれる訳だ。

自分もずっとそうなる様に工夫して来たのだが、近頃、やり過ぎている気がする。横になって5秒で寝るけれど、寝覚めが悪いのと夜更かしが出来なくなっていた。確かにリラックスはしているのだが、いつも怠くてテンションが上がらない。低め安定の感はあるけれど、どうなんだろうか。バリバリ働くサラリーマンはリラックスなんかしていない様にも見える。

それで、交感神経を優位にする為の施術を自分の体に行った。すぐに寝覚めが改善したのは良かった。身体的には、体重が減っても消えなかった顎の肉が締まったのがおもしろかった。減ったというよりも、締まったという感じ。副産物で瞳孔が開いて、目付きは悪くなってしまった。

しかし、ご時世を考慮すると、交感神経を刺激するのは不適切かもしれない。交感神経が優位になると、免疫は殺菌に対して有利に働くが、副交感神経が優位になるとウィルスに対して有利に働く様になるからだ。ここまで考えて、自律神経はオートマチックに切り替わるのだから、それを過剰にコントロールしようとするのも不純かもしれないなんて事も連想した。副交感神経についても、そうかもしれない。それよりは、自律神経がスムーズに切替る様な体づくりを心掛けようか。

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