ベルセルク

『ベルセルク』の作者の三浦建太郎さんが、大動脈解離で亡くなった。残念だ。田舎にいた頃、古本屋で集めたよ。

話がちっとも進まないマンガだった。ストーリーの軸はグリフィスとガッツの恋愛なので、読者としては、それを残して後はカットでも良かったな。黄金時代編が一番好きで、美大出身者の描くファンタジーヤンキー漫画で良かったのに。最期まで読みたかった。

力む作家だったからなあ。作中、主人公のガッツはどんどん力んでいった。ここぞという時は、歯を食いしばって、全身の筋肉をバキバキにして剣を振るのだが、歯が欠けそうな描写だった。作者も血圧が高かったのではないだろうか。

小林麻央さんが亡くなった時には、乳癌についてよく尋ねられたものだけど、最近はやはり大動脈解離について尋ねられる。いや、脳梗塞もそうだけど、あの手の病気は予防的に血圧をコントロールするしかないのではないだろうか。

高血圧について、一般常識的には、適度な運動や食べ物の話はよくされるけれど、意外と小水の話はされないかもしれない。小水が遠いと血圧は上がりやすいので、水を多めに飲んで、まめにお手洗いに行った方が良い。特に、中年以降の女性に、お手洗いの遠い方が多いので、生活習慣の改善が要るかもしれない。

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