手の小指、足の親指

体の使い方のコツとして、手の小指、足の親指がよく言われる。

どういった意味なのかというと、例えば、雑巾を絞る時に縦に持って絞るのと、横に持って絞るのでは、楽さが違う。縦に持った方が絞りやすい。

この時、縦に持つと小指側が動きの中心になるし、横に持つと親指側を中心に手を動かす事になる。

その際の体の使い方を観察すると、小指を中心に動くと肩が下がって、脇が締まる。逆に、親指を中心にして動くと、今度は肩が上がって力みやすい。そんな訳で手の小指が重要なのだが、何か道具を持った方が効果を体感しやすいかもしれない。

一方、足の親指にはどの様な意味があるのだろうか。間違えやすいのは、親指を力ませる事だろう。膝が固まって、動きにくくなる。むしろ、親指を蝶番的に柔らかく使うと、膝の動きを邪魔しない。実は、これをずっと勘違いしていた。

空手にナイファンチという型があり、瞬発力を養う型だと言われている。しかし、10年以上やっていてサッパリ上達しなかった。膝を抜いて動けと指導されるのだが、ぶきっちょにドタバタ動く癖が治らなかったのだ。これも足の親指を柔らかく使う様になって、かなり改善した。

日本の身体芸能はマニアックな指導をされやすいジャンルだが、それは裸足や足袋で稽古をするからかもしれない。

写ルンです

高校生の頃、弓道部の後輩と道を歩いていた。彼はジャニーズ風のイケメンなのだが、道すがら、なんと他校の女子生徒に写真を撮ってくださいと頼まれた。懐かしの写ルンですである。

マンガみたいな話があるのだ。勿論、僕が撮影役だったので、当然、ピントのズレた写真を撮って差しあげたのであった。

さて、 『人は見た目が9割』がベストセラーになって久しいが、 今日、SNSやinstgramの普及により、ますますその傾向は強まっている。そんな自分も美容の仕事をしているのだが、最近、気がついた。

20代~30代の前半くらいまでの方は顔の造作についてのご依頼が多い傾向がある。一方、その上の世代は顔についてもそうなのだが、体についてのご要望が多い傾向がある。

年代的に自然な気がしなくもないのだが、関心の持ち方を伺っていると、それは年代というよりも世代だと感じる。今の20代が40代になっても、やはり顔の造作についての依頼が多いのではあるまいか。

なにせ写真を撮る頻度が昔とは違う。SNSの有無も違う。見た目の意味も違っているんだろうなあという四方山話であった。

志楽の湯

SPAに行くのが好きなのだが、この数年は志楽の湯ばかり通っている。熊本の黒川温泉をモデルに造られた温泉だそうな。

南武線の矢向駅にあり、自由が丘から行くには武蔵小杉での乗り換えも必要なのだが、手間を掛ける価値がある。

温泉数あれど、体に効く温泉は少ない。しかし、ここのは効く。とにかく疲れが抜けるのだ。都内近郊は黒湯が多いのだが、琥珀色で湯質が柔らかいのが特徴。

思い切って、3日ほど連続で通うとかなり体が変わる。駐車場完備。都心からも電車で30分ほどなので意外と近い。

なぜ他所様の宣伝をしているのだろうかと自問しなくもないのだが、感動したら人に伝えたくなる。

ただ、正直、併設された食堂は良くない。所謂マクロビ料理で、嗜好がないと厳しいはずだ。

帰りは武蔵小杉で途中下車、パンジャビ・ダバに寄るのが習慣。ビリヤニが名物。炊き込みご飯だが、スパイスの味が複雑。オーナーが野心家で、最近、隣のビルにインド式クレープのドーサ専門店を出した。ここも旨い。

寝冷え、喉の痛み

先日、うたた寝をして目が覚めたら、喉が痛かった。首を動かしても痛み、ツバキを飲み込んでも痛い。

喉の周辺を調べたら、左首のリンパが見事に腫れている。ついで、左腕にあるリンパ結節を調べたら、同様に腫れている。腋下リンパ、鼠蹊リンパ、膝裏のリンパは無事。リンパ器官の脾臓の弾力を肋骨越しに触れたら、少し固く冷たく感じられる。

腕のリンパ結節をジッと押さえたら、指先まで響く。そこを脈打って来るまで押さえて、息を吸った時にゆっくり放す。左首のリンパに触れたら、柔らかくなっていた。

自己施術を終えて、ツバキを飲み込んでみたら、少しマシだ。首はまだ痛むが、やる事はやった。後は寝るだけだ。

翌朝、目が覚めたら、もう首の痛みはなくなっていた。

施術は新陳代謝を促進する。普段、施術を受けた方からも、翌日に良くなったとのご報告を頂く機会は多い。その間の心配はするだけ損。

施術者のマニュアルにおいては、術後4日目の完成が説かれる。その間は新陳代謝の促進が続くという意味でもある。ただ、今、辛いという人にとっては、知ったことではない話かもしれない。

うつ消しごはん

以前、鬱症状でお悩みだった方から、鉄分を摂ったら良くなったという話を伺って、興味をもったという記事を書いた。

そうしたら、実は、私もそれで産後鬱が良くなりましたと教えてくれた方がいて、ついでに元ネタも教えてくれた。

医師の藤川徳美先生の『うつ消しごはん』だそうである。肝心の本はまだ読んでいないのだが、早速、推奨されているサプリを買ってみた。アメリカからの購入になるので、注文から2週間経ってやっと届いたのが昨日。

これから自分で摂取してみての人体実験だ。体のどこに鉄分の過不足が出るのかを確かめる必要がある。

食品の摂取については、状態が体の特定部位にかなり出るのだ。水、糖分、塩分、糖質等、色々分かる。ただ、鉄分というカテゴリーは初めてなので、 因果関係を掴みたい。

同様のご相談はこれまでにも沢山あり、また今後もあるだろうが、その対応にも関わって来る。 自分のところで良くならないのは、やはり悔しい。

11月5日(火)身体均整法講座開催

佐々木康夫先生をお迎えして、身体均整法の講座を行います。

身体均整法について

身体均整は愛媛の亀井日進先生がはじめられました。平衡、可動、強弱の三原則を使った手技療法です。今回は熊本の名人と言われた山本宣良先生の治療パターンを題材にして講義をします。

山本先生の操作の特徴は四肢、特に下肢を使い、全身の歪みをとったり、内臓の機能をあげたり、関節の可動域を広げたりします。下肢の関節を屈曲したり、押圧したり、サッカする操作をします。また膝で背骨を調整します。頸椎のアジャストも山本先生は使われますが今回はそれらを他の方法でアレンジして初心者でもできる形にしました。

講師プロフィール

佐々木康夫

弱い心身を改造すべく各種健康法、民間療法を漁る。整体を上田唐山先生に学ぶ。均整法を専門学校で学ぶ。手技研を各先生より学ぶ。各種気功、瞑想を習得。ポラリティセラピー、オステオパシーも学ぶ。
趣味は中国武術。鉱物収集。

内容

1.足首の屈曲を使ったのねじれ調整

正座位で頭のねじれ、首の動き、肩甲骨の位置骨盤の位置をを確認します。足首の屈曲刺激を使います。変わったかどうかを確認します。

2.心臓の調整

足裏の観察ポイントを診て圧痛を確認します。胸椎の三番、五番を観察します。手の指を操作をします。確認をします。

3.叩打による胃下垂、腎臓、肝臓、リウマチの調整。

内臓の位置、固さなどを観察します。それぞれのポイントを叩打します。確認をします。

4、ケンショウの擦過

胆経のケンショウ穴を使って静脈の流れをよくする調整です

日時・場所

日時 11月5日(火)18:30〜 2時間ほどを予定
場所 自由が丘 浜田整体
費用 10,000円

お申し込み方法

講師の佐々木康夫までメールでお申し込みください。

souhou978@softbank.ne.jp

浜田整体では受け付けておりません。ご注意ください。

語学力

『ゲーム・オブ・スローンズ』に出て来そうなイケメンのイギリス人がお越しだった。髭と入れ墨が似合う。

ヨガをされているそうで、周辺の知識はお持ちなのだろう。術後、Is this a Reiki?とのご感想。Nearly.とお答えしておいた。

なるほど。欧米人からは、まずその文脈で捉えられるのか。というか、凄いなレイキ。

ところで、何年か前に、整体と英語のレッスンのバーターをBlogで募集した。応募して来た人と何回かレッスンを行ったのだが、その後、外国人を見る機会はしばしばあったので、やって良かった。

あの経験がなければ、仰向けとか、うつ伏せとか、指示すら分からない。Face up.Face down.で済むので、意外と簡単なのだが。

後は脊椎を順番に押さえて、Pain?Strong Pain?と比較していくと、相手にもなんとか伝わる。

年々、英語力は落ちているのだが、話せるの基準も下がっている。

20年くらい前、ドリアン助川が『ダ・カーポ』の連載で、アメリカへの留学体験として、俺はちっとも喋れないのに、同時期に渡米した友達はもう喋れるので、納得出来ないという趣旨の記事を書いていた。

その記事には、その友達は日本にいても語彙が50個くらいしかないから、そりゃすぐに喋れるよなというオチがついていたのだが、そんな感じ。

打撲

後頭部を打ったお子さんを見た。

頭の打撲は恐い。後で吐き気をしたり、フラついたり、高熱が出たり。

その子はタンコブが出来ていたので、まだマシに見えた。表面のものだからだ。速度があると衝撃が中に入ってしまう。そのケースでは、タンコブは出来ない。

まず見るのは臍下丹田。後頭部を打つと、そこが船底状に独特に凹むのだ。そんなには凹んでなかったので、良かった。

脈を見ると、少々、不整脈気味。体が参っていると、千鳥の脈といって、独特の頻脈っぽい脈になるのだが、そうではなかった。

頭を打つと首を傷める場合が多いが、それも大丈夫そうだ。

後頭部を掌心感応で見ると、ビリビリと熱い。掌を当てて、それが鎮まるまで待つ。皮膚呼吸が深くなり、大きく吸ったところで手を離す。

再度、脈を見たら、不整脈気味だったのは落ち着いていた。臍下丹田にも少し力が出ているので、良し。

頭を打った後の注意としては、強い日差しに当てない、スマホは見ない、入浴は湯船に浸からない、運動はしない。数日経ってから症状の出る場合もあるので、油断をしない。

大人

お越しになられた男性。「大人になりました」とおっしゃるので、どうしました?とお尋ねしたら、性病になりましたとのお返事。じゃあ、私は子どものままで良いですと返して、二人して笑った。昭和の大人物である。

さて、排尿痛と同時に、足首が腫れているというご相談だった。

突拍子もない話だが、実は、足首と生殖器は関係が深い。原因を探していくと、どうやら右の睾丸が腫れている。睾丸と関係の深い胸椎11番にも可動性異常が見つかった。

施術ではまず胸椎11番にパカパカ操法、次に膝蓋骨の外側を調べた。ここには通称を〇△活点といって、性病の調整ポイントがある。発見者の名ではなくて、掛かった人の名前がついているのは御愛嬌。

生殖器に異常があると、硬結といって、凝りの親玉状のものが浮いているのだが、そこには見事な硬結が見つかったので、押さえた。

一連の施術を終えると、足首の腫れは小さくなっていた。ただ、まだ足首が痛いというので、お手洗いに行ってみてくださいとご案内をした。お手洗いを終えると、痛みは減ったそうである。

ところで、この〇△活点には、不思議な事実がある。何年も前の性病が表れている場合があるのだ。勿論、医学的には完治している。ただ、その痕跡を見つけてしまう訳である。

開業したての頃は知識欲が強かったので、ここに硬結を見つけたら、誰かれ構わず確かめていた。ほとんどはクラミジア、稀に淋病があった。その痕跡と同時に、不妊や冷え性という事がままあった。

今でも〇△活点に硬結を見つける事があるが、余計な事は言わずに黙って押さえている。その点では、僕も大人になったのだ。

動悸

80代の女性。施術所に入っての開口一番、動悸がするとのこと。

様子を見ると、顔がやや赤らみ、息が荒い。この方は昨年の秋にも動悸があり、その後もしばらくは体調が優れなかった。心配になる。

施術前、息を吸ってくださいとご案内をしたところ、あまり吸えないとのお返事。腋の下に手を入れると、肋骨越しに感じる肺の膨らみが小さい。

体全体のバランスを見ると、骨盤が開いて下垂している。要するに、お尻が落ちて背中が丸くなっているのだが、これは高齢者にはよく見られる姿勢だ。

そして、これが息苦しさに直結している。シンプルな話で、背中を丸くして息を吸ってみたら意味が分かる。肺が圧迫されて、途端に息が吸いにくくなるはずだ。

逆に、お尻を持ち上げる様にしてから背中を伸ばすと胸が拡がるので、息は吸いやすいはずだ。施術の狙いもそこになる。

そこで、施術ではまず背中の張りを取り除いた。ポイントは骨盤の調整だ。お尻の位置を上げておくと、土台から背中を支えてくれるので、保ちが良くなる。

術後、息を吸ってくださいとご案内をしたところ、今度は息が吸えるとの事だった。動悸も落ち着いたそうで、施術者としては一安心。