しばらく前に、ヤクルト1000を頂いた。飲むとよく眠れる様になると評判である。
自分の場合はいつも床について3秒くらいで寝てしまうので、入眠についての効果は検証出来なかったのだが、確かに目覚めは良かった。
製品開発者のインタビューを読むと、睡眠の質が上がるのは意図しない作用であって、メカニズムは謎との話であった。
近年、腸と脳との繋がりが脳科学的な話題になりやすい。さて、如何なる作用だろうか。不眠はご相談内容としてはポピュラーなので、手技的に研究しても良いかもしれない。
要は、腸のどこかを調整すると、眠りやすくなるのか?という関心である。
整体の睡眠についての定石としては、胸郭と後頭部を調整する。効果はまあまあある。ただ、高齢者のシビアな不眠には厳しい。
眠剤も短期的には良いのだが、体に抵抗がついてだんだん効かなくなるし、常用者の後頭部を見ると過緊張から萎縮して感じられる。他の方法を模索するべきだ。
運動不足→食事量が減る→不眠の悪循環を考えるけどね。念頭にあるのは、食べたら眠くなるじゃないというロジックである。また、夜間頻尿も考慮する必要がある。
ヤクルト1000を飲み続けて、腸の変化を観察してみようか。